高い金利で食っている裏稼業の弱者たち
2009-08-08高利貸しといえば 昔は強欲なじいさんばあさんがやる裏商売と相場が決まっていたが、最近の高利貸しはそうとばかりは決まっていないようだ。
きわめて紳士的な輩が、まっとうな表看板を掲げて生業としている貸し金業が、裏を返せば法定金利をはるかに越えた高金利で商売していたりする。
安い金利のところからは借り尽くし、もう低金利では誰も貸してくれないような立場に陥った人が 結局はそうした闇金的な高利貸しから やむを得ず金を借りる。
その結果ますますクビが回らなくなる。
消費者センターなり警察なりに訴えるだけの気力がある人はそれでもまだ救われるが、誰にも相談できず、家出したり、最悪の場合 自殺を選ぶ人もいる。
そんな恐ろしいところから金を借りる方が悪いと言われればそれまでだが、糾弾されるべきは 弱い人を狙って倫理的に許されぬ手段で返済を迫るという高利貸しである。
いわば、弱いものいじめをする輩というのは、自分にどこか負い目を持っている。
自分がまっとうなやり方では商売できない落ちこぼれだから、そうした裏稼業に身をやつしているのだ。
不当な金利で弱いものから巻き上げたいわば汚い金で、外車に乗り、美女をはべらせ、豪邸に住んでいようとも、ある意味、社会から落ちこぼれてしまった弱者の、別の形でのなれの果てと言うことが出来るだろう。
そんな不真面目な弱者も、まっとうで真面目な強者も、すべて一つに飲み込んで 世の中は今日もめまぐるしく回り続けている。